アルツハイマーは、現代は多くの患者がおられますが、介護者の負担が増えてしまうので悩んでいるご家庭が増えています。まだ病気の原因は、解明されていない部分もありますが、生活習慣が病気の発症の原因のひとつと言われています。
EPAやDHAを豊富に含んでいる鯵や秋刀魚、イワシなどの魚類は、記憶力を高める効果があります。血糖値の上昇を抑えるために、甘いお菓子類やジュース類を控えるようにして、豆腐や納豆、味噌などの大豆食品や、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を食べるようにしたり、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜を食べるようにしたいものです。日本の伝統的な和食は、栄養バランスが良く、低カロリーなので血糖値の上昇を抑えて脳の血管を若々しく保つ働きがあります。
高齢者の方は、膝痛や腰痛、関節痛などが見られることが多く、運動不足になりがちです。病気を予防するためには、ウォーキングなどの運動をしたり、ラジオ体操などの無理のない運動を続けることが大事です。運動をして全身の筋肉を使うことで、脳の血流を改善したり、活性化する効果があります。普段の生活では、文字を書くようにしたり、計算問題のドリルなども解くようにしましょう。