ここ最近、高齢者の方で宅配食サービスを利用される方が増えてきております。主に独居生活の方や老々世帯で食事の準備が大変な方や、障害をおったために食事の準備ができない方など様々な理由で利用されております。高齢者向けのサービスで選ぶポイントとしては、病気や症状に応じた食事サービスを提供してくれるかどうかです。糖尿病食、減塩食、腎臓食など様々な調理内容、また嚥下（飲み込む力）が低下している方が食べやすいように食事形態を、刻み食やトロミ食など工夫して提供してくれるサービスです。
またそれ以外に、特に独居生活の方に必要になってきますが、宅配した際に、ご本人に声をかけ安否確認をしてくれ、必要に応じ何かご本人の状態で気になることがあれば、ご家族やケアマネージャーに連絡してくれたり、弁当を玄関先に置いていくのではなく、食卓テーブルまで持ってきてくれ、食べやすいよう配膳までしてくれる業者もあります。
単なる宅配だけではなく、その方の身体の状態や生活状況、家族構成の状況に応じ、対応してくれる事業者を選択することも大切であると思います。また、1箇所の業者に固定するのではなく、複数の業者を利用し、色々な業者の特徴を活かすのも良いです。