在宅介護よりも介護施設への入居が安心?

誰もがいつかは向き合わなくてはいけない介護の問題。介護には、大きく分けて「在宅介護」と「施設介護」の2つがあります。親の面倒を見ることになった方はどちらを選ぶべきなのか考えておいていいかもしれません。

在宅介護は、自宅で家族や介護士が介護を行う方法です。住み慣れた場所で介護が受けられるため、安心して毎日生活できます。特に認知症の方の場合、自分のいる場所が変わるだけで混乱して落ち着かないといったこともありますが、自宅であればそういった心配もありません。ただ在宅介護の場合、どうしても介護者である家族に心労がかかってきます。すべてのサポートを自分でやろうとして、結局体調不良やうつ病になってしまう人も少なくないのです。

そういう点から考えると、老人ホームなどの介護施設に入居してサービスを受ける施設介護を選んだ方がいいかもしれません。入居することで、家族だけではなく本人にかかっていた精神的な負担が軽くなることがあります。中には施設への入居を嫌がる人もいますが、最近は設備が整った施設も多く、趣味の合う仲間と出会うチャンスもたくさんあるため、逆に入居してよかったと感じる人も多いようです。

もちろん、満足のいく生活を送れるかどうかは施設の選び方にかかっています。老人ホームと一口に言ってもそれぞれ特徴があり、種類もさまざまなのでしっかりと比較しましょう。代表的なのは介護付き有料老人ホーム。実際に暮らしながら、掃除や洗濯などの身のまわりの世話、そして食事や入浴、排せつなどの介助サービスを受けられる施設です。24時間介護ができるよう、スタッフも常駐しているので安心です。中でも評判なのがネオサミットという神奈川県にある介護付き有料老人ホームです。介護施設としての質の高さはもちろん、太陽光発電システムや屋上緑化などのエコ対策にも力を入れています。緊急時にはいち早くライフラインを復旧できるように用意された自家発電装置が完備されているので安心です。

在宅介護と施設介護、必ずしもどちらがいいとは言い切れません。本人の状態や希望、環境などをしっかりと見極めた上で、本人のこれからの生活のためになる選択をしてあげるのがベストです。